甘いものが欲しくなる理由

前回の⇩この記事の続きです。

ダイエットを決意しても、甘いものへの欲求が抑えられない。
女子なら1回は経験したことがあるのでは?
この、甘いものが欲しくなるというのは、本能なのです。
私たちは、毎日食事から様々な栄養素を摂取します。
そして栄養素と酸素を使って、エネルギーを作り出し、生きています。
しかし、何らかの原因で必要な栄養素が摂取できずに不足するとどうなるでしょう?
何だかだるくなって、動きたくなくなって、疲れやすくなって、元気がなくなります。
身体の中でもとっても大事な臓器、『脳』のエネルギー源は『糖』です。
そして脳はエネルギーを貯蔵しておくことが出来ません。
脳の重量は体重の2%ですが、エネルギーの消費量は身体全体の20%近くと言われています。とってもエネルギーを必要とするんですね。
ダイエットで欠食したり、極端に食べる量を減らすと脳のエネルギー源である糖が足りなくなり、「ヤバい!糖を食べてくれ!!」と指令を出します。
そして無性に砂糖などの甘いものが含まれる物を食べたくなります。
(脳は糖だけでなくケトン体もエネルギー源にすることが出来ますし、米や小麦などの炭水化物に含まれる糖もありますが、どちらも利用するのに少し手間がかかるため、すぐに利用できるお砂糖いっぱいの甘いスイーツが欲しくなります。)

そしてもう一つ、しっかり食べていても、甘いものが食べたくなるのも理由があります。
それが鉄不足です。
その仕組みについてはミトコンドリアのは働きが関係していますので、次回はミトコンドリアのお話をしていきます。

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