ピラティスってなに??

こんにちわ☀️ピラティスインストラクターの宮舞純子です。
最近はテレビでもピラティスが取り上げられることが増えてきましたね。(先日もNHKの朝イチで放送していたそうです)
ピラティスに興味を持ってくださる方が増えて、嬉しいです。
と言うことで、ピラティスってなんか身体にいいって聞いたけど、どんなことするの?ヨガとはどう違うの??キツくないの?など疑問に思っている方もいると思いますので、ピラティスについてよく聞かれる質問を元に解説していきます。

1、『ピラティスって何?』

ピラティスは第二次世界大戦時に、ドイツ人のジョセフピラティスさんが考案したエクササイズです。
始まりは、負傷したドイツの兵士のリハビリの為に作られたエクササイズです。
その後、ピラティスさんはニューヨークに渡り、「ピラティス」がバレリーナやダンサーに支持される様になり、世界中に広まりました。

今ではトップアスリートなどスポーツ選手もトレーニングに取り入れています。また病院でのリハビリにも取り入れられていて、幅広い年代の方に対応しているエクササイズです。

2、『ヨガとの違いがよくわからないです』

よくヨガとの違いを聞かれるのですが、めっちゃ簡潔に言うと、
ヨガは「リラックスしながら心身を整える」ためのもの、
ピラティスは「身体を健康的に鍛える」ためのものです。
ピラティスで鍛えていくのは、主にインナーマッスルと言う、姿勢を保持するための筋肉です。

私は、「ピラティスとは、骨を正しく動かし、体幹を強化し、筋肉をバランスよく鍛えることで、背骨や骨盤の位置を整え、その結果、姿勢に伴う様々な不調が改善していくもの」と考えています。

呼吸の仕方も違いますよ。ヨガは腹式呼吸、ピラティスは胸式呼吸です。

3、『ピラティスってどんな効果があるの?』

ピラティスの効果としては、姿勢の改善と、それに伴って肩こりや腰痛の改善、尿もれの改善、太りにくい身体になることが期待されます。

私自身も、出産後双子を抱っこし続けて、腰痛になっていたのですが、ピラティスをしたおかげで、改善しました。そして今では、1人20キロ近い5歳児の双子たちを両手に抱えて歩いても平気です。(ポイントはお尻の筋肉ですよ)

4、『身体が硬くてポーズが取れるか心配です』

こちらもよく聞かれるのですが、大丈夫です!!
ピラティスでは、基本となる動きはありますが、決まったポーズをとるわけではないんです。
自分の身体の動きを感じながら、無理のない範囲でゆっくり動いていきます。大きく動いたり、必要以上に体を捻ったりしません。

それよりも、正しく動くことを目的としています。
またピラティスは自分の身体に意識を向けて、自分と対話しながら行っていくエクササイズです。
一人一人、関節の動く範囲も筋力も違いますので、ご自身の気持ちいい範囲や無理なく動ける範囲で動いてもらいます。

5、『マシンピラティスとマットピラティスどっちがいいの?』

ピラティスには、リフォーマーなどのマシンを使って行うマシンピラティスと、マットの上で行うマットピラティスがあります。(当スタジオではマットピラティスを行っています)
どちらもピラティスとしての動きの原則は同じです。

マシンピラティスのメリット

  1. 体幹のトレーニングに加えて、腕や脚のトレーニングを簡単に取り入れることが出来る
  2. 物を押したり、弾いたりする動作が加わる
  3. リハビリやスポーツ選手にお勧め

マシンピラティスのデメリットは、

  1. 自宅で出来ない(マシンを置いているスタジオがまだ少ない)


マットピラティスのメリットは、

  1. ピラティスの基礎である筋肉のコントロール方法を学びやすい
  2. マット1枚あればどこでもいつでもできる(自宅でも復習しやすい)
  3. エクササイズを流れるように続けられる
  4. 自重(自分の重さ)がしっかりかかるので、体幹を鍛えたい方や、お腹を引き締めたい方、体力の向上や筋力アップなどに向いている
  5. 立位でのエクササイズも可能
  6. 小道具を使うことで負荷を増やせる

マットピラティスのデメリットは、

  1. 初めの数回は、身体の使い方を難しく感じる事もある

です。

当スタジオでは、マットピラティスの弱点を補うため、クラスに応じて、ブロックやボール、フォームローラーなどを使い、より正確にエクササイズが出来る工夫をしています。
マシンピラティスとマットピラティス、どちらが向いているか迷った時は、どちらも体験してみてくださいね。

次回はグループレッスンについて書きます。

関連記事

PAGE TOP