こんにちわ。ピラティスインストラクターの宮舞純子です。
先日、日本肥満学会より「女性の低体重、低栄養症候群」を新たな症候群として位置づけるということが発表されました。
近年日本ではBMIが35以上の肥満の割合が増えています。
しかしその一方で、特に20代を中心とする若い女性でBMI18.5未満という、いわゆる『痩せ』というカテゴリーに分類される方も増えています。
私が驚いたのは、小学1年生の女子の35%が、小学6年生の女子の50%が、痩せたいと思っていることです。
実際にダイエットをしている子どもは少ないと思いますが、1番栄養が必要な成長期に、食事を制限してしまうことのリスクは、本人はもちろんのこと、親である私たち大人もあまり分かっていません。
低体重・低栄養が原因となって以下のような症状に繋がっていくと言われています。
- 骨密度が非常に低くなる
- 将来的に骨粗鬆症のリスク
- 月経周期の異常
- 不妊のリスク
- 妊娠時に低体重児を出産するリスク
- 生まれてくる子供の健康リスク
- 貧血のリスク
- 鉄分不足
- 血糖値が上がりやすい
- 糖尿病のリスク
- 甲状腺ホルモン値の低下
- 脂質異常症
- 筋肉量が少ない
- 筋力の低下
- だるさ
- 冷え性
- 肌の乾燥
- うつっぽい状態
- 頭痛
- 便秘
- 活動量の低下
- 血圧の低下
このように、子どもの頃からの低栄養の状態は、将来大人になった時、妊娠出産時、そして高齢になった時など、様々な場面に影響を及ぼす可能性があります。
私たち親世代が「今」知っておくことで、子どもたちの未来の健康を守ることができます。
でも、いざ“栄養”や“身体のしくみ”となると、難しそうだし、毎日の育児で手一杯で…と感じる方も多いと思います。
そこで、来月から【子どものための分子栄養学のお話し会】を開催することにしました。
このお話し会では、子どもたちの健やかな身体を育むために、今できることを「わかりやすく」「やさしく」お伝えします。
ちょっとした“気づき”が、子どもの未来を大きく変える第一歩になるかもしれません。
ママも一緒に学びながら、家族の健康を育てていきましょう🌱
お話し会の詳細については、決まり次第ご案内いたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。